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The Stylistics – Thank You Baby

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『Thank You Baby』は、The Stylisticsがディスコサウンドを取り入れた実験的かつ進化を遂げた作品でありながら、彼らの代名詞であるスウィートソウルの要素をしっかりと保持したアルバムです。
• 聴きどころ:
「Can’t Give You Anything (But My Love)」のディスコサウンドから、「Tears and Souvenirs」のクラシックなバラードまで、幅広いスタイルが堪能できます。
• 歴史的意義:
1970年代中期の音楽業界での転換期を反映した作品として、ソウルやディスコファンにとって必聴の一枚。

このアルバムを通じて、The Stylisticsがどのように時代に対応しながら音楽性を進化させたかを感じ取ることができるでしょう。

背景と制作秘話

『Thank You Baby』は、フィラデルフィア・ソウルの代表的グループ、The Stylisticsが1975年にリリースしたアルバムです。この作品は、ディスコブームがピークを迎えつつあった時代に合わせ、彼らのシグネチャーであるスムーズなボーカルハーモニーを維持しつつ、新たな音楽スタイルを取り入れた意欲作として注目されました。
• アーティスト背景:
The Stylisticsは、1970年代初頭にデビューし、スウィートソウルやバラードで数多くのヒットを記録しました。特に、リードボーカルである**ラッセル・トンプキンスJr.**のファルセットボイスはグループのトレードマークです。
• 制作チームの変更:
初期のヒット曲の多くは、プロデューサーのトム・ベルと作詞家のリンダ・クリードによるものでしたが、このアルバムではプロデューサーが**ヒューゴ&ルイジ(Hugo & Luigi)**に交代しました。彼らは、当時のトレンドであるディスコサウンドを積極的に取り入れ、The Stylisticsの音楽に新たな方向性を与えました。
• アレンジャー:
アルバム全体のアレンジを手掛けたのは、ディスコ時代のアイコン的存在であるヴァン・マッコイ。彼の華やかで軽快なアレンジが、アルバム全体に一貫した新しいスタイルを提供しました。

収録曲と詳細解説

1. Thank You Baby
• タイトル曲であり、アルバムのハイライト。
この楽曲では、感謝の気持ちを歌うラッセルのファルセットが印象的です。
• 特徴:
ストリングスとホーンの調和が際立ち、リズミカルでありながら優雅な雰囲気を醸し出しています。

2. Can’t Give You Anything (But My Love)
• 最大のヒット曲:
シングルとしてリリースされ、全英シングルチャート1位を獲得しました。アメリカでも広く知られるようになり、The Stylisticsの代表曲の一つとなっています。
• 特徴:
ヴァン・マッコイの影響が色濃く、キャッチーでディスコ向けのアップテンポなナンバー。

3. What Goes Around Comes Around
• テーマ:
恋愛の報復的な側面を描いた楽曲。軽快なリズムの中にも切なさが漂います。

5. Disco Baby
• ディスコへのアプローチ:
タイトル通り、アルバム全体で最もディスコ色が強い楽曲。ストリングスが多用され、ダンスフロア向けの仕上がりとなっています。

6. Tears and Souvenirs
• バラード:
感情的なボーカルとメロディが際立つ一曲。The Stylisticsの初期を彷彿とさせるクラシックなスウィートソウルのスタイルが楽しめます。

9. Stay
• シンプルながらも力強い:
恋人への切実な願いを込めた歌詞と、控えめな伴奏が特徴です。

10. Sing Baby Sing
• アルバムのエンディングを飾る:
ライブでの人気曲で、観客を巻き込むパフォーマンス向けの軽快な楽曲です。

アルバムの音楽的特徴
• ヴァン・マッコイのディスコアレンジ:
ヴァン・マッコイは、1975年に自身の大ヒット曲「The Hustle」をリリースしており、当時の音楽業界でディスコの第一人者として知られていました。本作では、ディスコのリズムとストリングスを効果的に活用し、The Stylisticsの柔らかいサウンドに新たなエネルギーを加えています。
• ファルセットボーカル:
リードシンガー、ラッセル・トンプキンスJr.の透き通るようなファルセットがアルバム全体を通して魅力を発揮。彼の声は、切なくも力強い感情を伝える重要な要素です。
• 楽曲構成:
伝統的なスウィートソウルからディスコまで、ジャンルをまたいだバリエーション豊かな構成が特徴。

文化的・歴史的影響
• The Stylisticsの進化:
初期のスウィートソウル中心のスタイルからディスコ要素を取り入れることで、新たなリスナー層を獲得しました。
• 英国での成功:
特に「Can’t Give You Anything (But My Love)」の大ヒットにより、The Stylisticsはイギリスでの人気が一層高まり、ヨーロッパツアーで成功を収めました。

JP-PRESS
ライナーノーツ
Media Condition Very Good Plus (VG+)
Sleeve Condition Very Good Plus (VG+)

Tracklist
A1 Thank You Baby 3:43
A2 Can't Give You Anything (But My Love) 3:13
A3 I'm Gonna Win 4:16
A4 I'd Rather Be Hurt By You (Than Be Loved By Somebody Else) 3:38
A5 Disco Baby 3:15
B1 From The Mountain 4:08
B2 Tears And Souvenirs 4:07
B3 A Honky Tonk Cafe 3:30
B4 What Goes Around Comes Around 3:09
B5 Stay 3:04
B6 Sing Baby Sing 2:50

Credits
Arranged By, Conductor – Van McCoy
Art Direction – Maurer Productions, Michael Mendel
Composed By – George David Weiss, Hugo & Luigi
Engineer – Michael Delugg
Lead Vocals – Russell Thompkins, Jr.
Mastered By [Mastering Engineer] – Gilbert Kong
Performer – Airrion Love, Herb Murrell, James Dunn, James Smith (6), Russell Thompkins, Jr.
Photography By – Si Chi Ko
Producer – Hugo & Luigi

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