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The World Class Wreckin Cru* – World Class (Remix)
¥1,200
1985年、Kru-Cut Recordsよりリリースされた12インチシングル『World Class (Remix)』は、ロサンゼルスを拠点とするエレクトロ・ヒップホップグループ、World Class Wreckin’ Cruによる作品です。このシングルは、彼らのデビューアルバム『World Class』からのリミックスバージョンであり、当時のウェストコースト・エレクトロ・シーンを象徴する一枚となっています。 【レコードについて】 このシングルは、World Class Wreckin’ Cruの代表曲「World Class」のリミックスバージョンを収録しています。プロデューサーには、グループの中心人物であるLonzo Williams、そして後にN.W.A.で世界的な成功を収めるDr. DreとDJ Yellaが名を連ねています。エレクトロ・ファンクの要素を取り入れたビートと、シンセサイザーを駆使したサウンドが特徴で、当時のクラブシーンやラジオでのプレイにも適した仕上がりとなっています。  【サンプリングネタ】 現在のところ、「World Class (Remix)」に明確なサンプリング情報は確認されていません。しかし、エレクトロ・ファンクの影響を受けたビートやシンセサイザーの使用は、当時の音楽シーンにおけるトレンドを反映しており、オリジナルなサウンドを生み出しています。 【その他】 このシングルは、World Class Wreckin’ Cruの初期の作品として、彼らの音楽的スタイルやプロダクション技術を感じることができる貴重な一枚です。また、Dr. DreとDJ Yellaが後にN.W.A.で成功を収める前のキャリア初期の作品としても注目されています。現在でも中古市場で取引されており、エレクトロ・ヒップホップのファンやコレクターにとっては見逃せないアイテムとなっています。 US-ORIGINAL Media Condition Very Good Plus (VG+) Sleeve Condition Very Good Plus (VG+) Label: Kru-Cut Records – KC 005, Kru-Cut Records – KRU 005 Format: Vinyl, 12", 33 ⅓ RPM Country: US Released: 1985 Genre: Hip Hop Style: Electro Tracklist A World Class (Remix) Written-By – A. Young*, M. Hawkins* 7:00 B1 Lovers (Edited) Written-By – A. Williams*, A. Young*, A. Carraby*, M. Hawkins* 4:46 B2 Dre's Beat Written-By – A. Young* 3:30 Credits Engineer – Donovan Smith (2) Producer – A. Williams*, The World Class Wreckin Cru*
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Kurtis Blow – The Breaks (Original Mix Version) (Vocal) / Rappin' Blow (Part 2)
¥1,000
The Breaks (Original Mix Version): 1. 歴史的意義 「The Breaks」は、1980年にリリースされたKurtis Blowの代表作であり、ヒップホップ史上初のゴールドディスクを獲得した楽曲です。この偉業は、ヒップホップが商業的に成功するジャンルとして認知される契機となりました。 • ヒップホップの初期成功: 「The Breaks」の成功は、Kurtis Blowがヒップホップをポップ市場に導入する架け橋的存在であったことを示しています。リリース当時、彼はMercury Recordsと契約した初のソロ・ラッパーであり、この楽曲はレーベルの信頼を得る大きな成功となりました。 • 影響: 「The Breaks」のリズム構造とコーラスのキャッチーさは、後続のヒップホップ・アーティストたちに大きな影響を与えました。この曲の「clap your hands, everybody!」のフレーズは、ライブパフォーマンスでの観客参加型スタイルの礎を築きました。 2. 音楽的特徴 • リズムとプロダクション: ファンクとディスコの要素を融合させたビートが特徴で、ギターリフやブラスセクションの使い方はJames Brownの影響を感じさせます。BPMは約113で、軽快ながらも躍動感のあるテンポです。 • 歌詞: 日常の挫折や困難をコミカルに描いた歌詞は、当時のリスナーの共感を呼びました。特に「break」という単語の多義性を巧みに利用しており、「breaks(不運)」と「break(音楽のブレイク)」を掛け合わせたリリックがユニークです。 Rappin’ Blow (Part 2): 1. 楽曲背景と位置づけ 「Rappin’ Blow (Part 2)」は、Kurtis Blowのセルフタイトル・アルバム『Kurtis Blow』(1980年)からのトラックで、デビューシングル「Christmas Rappin’」の延長線上にある楽曲です。パート2として発表されたこの曲は、彼のストーリーテリング能力とフロウのスムーズさを強調しています。 • リリース背景: 「Rappin’ Blow」は、パーティートラックとしての要素が強く、ディスコやクラブでのプレイを想定して作られました。BPMは約110で、ダンサーにとって程よいテンポです。 • アーティストとしての成長: この楽曲では、Kurtis Blowが「The Breaks」よりもさらに柔軟なフロウとライミング技術を披露しており、彼のアーティストとしての進化が見て取れます。 2. 音楽的特徴 • ベースラインとリズム: 「Rappin’ Blow」は、よりファンク色が強く、太いベースラインが楽曲を支えています。ディスコビートを土台にしたプロダクションが、当時のトレンドと一致しています。 • ヴォーカルスタイル: Kurtis Blowの独特の落ち着いた声色と、リズムに乗ったナレーションスタイルのラップが際立っています。 文化的影響 1. ヒップホップ史への貢献 Kurtis Blowは、「The Breaks」を通じてヒップホップを世界的な現象に押し上げる役割を果たしました。その音楽性や商業的成功は、Run-D.M.C.やLL Cool J、さらにはPublic Enemyなど、次世代アーティストたちに多大な影響を与えています。 2. ヒップホップのルーツの保存 「Rappin’ Blow (Part 2)」のような楽曲は、ヒップホップがどのように進化し、どのような影響を受けたのかを知る手がかりとなります。これらのトラックは、ジャンルのルーツを振り返るうえで欠かせないものです。 Germany盤 Media Condition Very Good Plus (VG+) Sleeve Condition Very Good (VG) Label: ZYX Records – ZYX 5595, ZYX Records – 5595 Series: The Golden Dance-Floor Hits – Vol. 7 Format: Vinyl, 12", 45 RPM, Maxi-Single, Repress Country: Germany Released: 1987年 Genre: Hip Hop, Funk / Soul Style: Disco Tracklist A The Breaks Written-By – J.B. Moore, K. Blow*, L. Smith*, R. Ford*, R. Simmons* 7:41 B Rappin' Blow (Part 2) Written-By – D. Miller*, J.B. Moore, K. Blow*, L. Smith*, R. Ford* 4:41 Credits Lacquer Cut By – SST (8) Producer – J.B. Moore, R. Ford, jr.