DMX – X Gon' Give It To Ya

「X Gon’ Give It To Ya」
DMXのキャリアを象徴する楽曲として、ヒップホップファンのみならず幅広いリスナーに愛され続けています。その攻撃的なトーンとメッセージ性の強いリリックは、リリースから20年以上経過した現在もなお、新しい世代にリーチしています!!!!!


DMX（本名: アール・シモンズ）は、ハードコア・ラップの象徴的存在であり、「X Gon’ Give It To Ya」はそのキャリアの中でも特に印象的な楽曲です。この曲は、2002年にリリースされた映画『ブラック・ダイヤモンド（Cradle 2 the Grave）』のサウンドトラック用に制作されました。DMXは映画の主演も務めており、彼の音楽と演技が融合したプロジェクトの一環として楽曲が大きな注目を集めました。


音楽的特徴とプロダクション

「X Gon’ Give It To Ya」は、DMXの特有のエネルギッシュで力強いラップが前面に出ている楽曲です。
• プロデュース: シャテック（Shatek）が担当し、ミニマルなベースラインとドラムループが特徴的なビートを作成。サウンドはシンプルながらもパンチがあり、DMXのラップを際立たせています。
• テンポ/BPM: 95 BPM。ダンスやトレーニングに適したミッドテンポで、クラブでもヒットしました。
• ジャンル: ギャングスタ・ラップ、ハードコア・ヒップホップ。DMXのアグレッシブなスタイルを反映したトラックです。

歌詞のテーマ
DMXの「X Gon’ Give It To Ya」は、自身のストリートでの経験や強い精神力を歌っています。リリックでは、彼の「自分を信じる力」と「現状を打破する意志」が力強いトーンで表現されています。サビのフレーズ「X Gon’ Give It To Ya」は、リスナーに対して「自分の力で与えるものを手に入れる」という決意表明とも取れます。

この曲は、映画『デッドプール』（2016年）のトレーラーや劇中で使用されたことで再び注目を集めました。その結果、デジタルダウンロードやストリーミング数が大幅に増加し、2017年5月にはRIAAによってプラチナ認定を受けました。


EU-ORIGINAL
Media Condition Very Good Plus (VG+)
Sleeve Condition Very Good Plus (VG+)

Label: Def Jam Recordings – 077 904-1, Bloodline Records – 077 904-1, Ruff Ryders – 077 904-1
Format: Vinyl, 12", 33 ⅓ RPM
Country: Europe
Released: 2003
Genre: Hip Hop

Tracklist
A1 X Gon' Give It To Ya 3:39
A2 X Gon' Give It To Ya (Instrumental) 3:39
B1 Party Up (Up In Here) 4:38

Credits
Lacquer Cut By – Naweed Ahmed
Mixed By – Rich Keller